「水の戯れ」の本は最終的にKindle版になりました。

Kindle版の「大作曲家の作品アナリーゼ①~水の戯れ(ラヴェル)~」の電子書籍ですが、結局はAmazonで販売させて頂くことになりました。

書籍のページはこちらです。

 

Kindle版の制作に多少手間取りましたが、今までのPDF本同様にパソコンでもタブレットでもご覧になれます。

ご存じの方も多いと思うのですが、PDFの場合はフリー版のAdobe Acrobat Readerが必要で、Kindleの方はKindle for PCが必要になります。

もし読んで下さる方はこちらのページから「無料サンプルを送信」をクリックすると読むことが出来ます。Kindleが初めてならKindle for PCのインストールを求められると思いますが、今までのAcrobat Readerのようなものです。

あまりKindleと縁がなかったので、Kindleはタブレットなどの端末を持っていないといけないと思っていたのですが、普通にパソコンでも見られるということを今回初めて知りました(Kindleはタブレットがないと読めないと思ってました)。

 

パソコンで見られるなら今まで通りPDF販売でもKindleでも同じなのですが、やはりAmazonの方がたくさんの人に知って貰えそうですし、作る側の手間としてはKindle版の方が多少手間がありますが、大して変わらないのでこれからはAmazonでKindleを想定して作っていく予定です。

 

今までのDLsiteさんのPDF販売では試し読みのページを私が自由に設定出来たのですが、Kindleの場合はAmazon側で設定されてしまうので、私としては電子書籍は半分くらい読んでもらっても良いかと思うものの、この辺りは残念ながらどうにもなりません。

やはり本屋で本を買うときは中身を精査するわけですが、家でゆっくり読みたいから買うのに対して、Kindleを自宅でパソコンでじっくり読めるなら購入と変わらないので、Amazon側としても試し読みのページは難しい部分のようです。

 

別途このブログで試し読みページを作っても良いと思っていますので、こちらはKindle版ではなく旧DLsiteさんで販売されていたA4版の旧データですが中身を確認なさりたい方はご覧下さい。

Kindle版はB5サイズでこちらの試し読み版はA4サイズなので文字サイズが違いますが、内容は全く同じです。

 

今回色々勉強させて頂いたおかげである程度やり方がわかりましたので、今までの本も人気があるものだけKindle版を作りたいと思っていますし、このアナリーゼシリーズももうちょっと続けたいと思っています。

 

レッスンの生徒さんに今後出して欲しいアナリーゼ本のリクエストなどを聞きながら選曲をしているのですが、作曲の方には作曲のヒントになるように、演奏家の方には演奏解釈の手助けに、ピアノなどの指導者の方にはレッスンでの指導教材の一助になるようにと考えているので、有名且つ取り上げられる機会の多い作品を中心にぼちぼち書かせて頂きます。

 

とりあえずモーツァルトのK545を書き始めましたので、数ヶ月以内にKindle版をリリースさせて頂く予定です。

 

上の画像は今回のラヴェルの水の戯れの抜粋ですが、デザインがシンプルなのでもう少し凝ったお洒落なデザインにするということも今回のKindle版の制作で課題となりました。

私はイラストレーター系のソフトに弱く、デザインがどうしても昔の音楽の理論書みたいにお洒落な挿し絵や幾何学的な模様などで見栄えを良くする方向に力が入っていませんが、今後は例え僅かでも見栄えを良くする方向に努力していきたいと思っています。

時間のあるときにネットに上がっている論文を良く読みますが、私の本は文字と譜例や画像しかなく、ほとんど論文みたいなデザインで、リットーミュージックさんから出ているような2000円くらいの本だと色々とお洒落なレイアウトや挿し絵になっているので、あそこまでは行かなくてももう少し何かあっても良いではと思っています。

 

どちらかというと内容で勝負だと個人的には思っており、作曲の専門的な本にデザイン性が必要なのか?と言えば内容には直接関係ないとも思うのですが、無理のない範囲で多少見栄えを良くしていくのが今後の課題です。

最後までお読み頂き有り難う御座いました。

 



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JV-2080の電池交換。

JV-2080というRolandの一昔前、いえ二昔前くらいのラック式音源を使っているのですが、かなり前から「Low Battery」と液晶画面に表示が出るので、電池交換しなければと思いつつ、最近少し時間が出来たのでやってみました。

 

Roland JV-2080

パソコンを自作したり、修理したことのある方はマザーボードの電池交換をなさったことがあると思うのですが、基本的には全く同じ行程になります。

エキスパンションボードという追加の音源カードを取り付けるためにある上の蓋だけを開ければ電池交換ができるとネットで記事を検索すると出てくるのですが、実際にやってみると、どうやっても上の蓋だけではなく、カバー全体を外さないと出来なかったため、まずはカバーを丸ごと取り外して作業しました。

 

HIPHOPとかTECHONOとか色々カードが取り付けてありますが、これがエキスパンションボードで好きな音源カードを追加出来ます。

 

後続機種のXV-5080や系統は違いますがFantom-X音源系列やその他のRoland音源にも追加カードを買うことで音源を拡張することが出来るシステムがあり、Rokandのハード音源の総決算とも言うべきINTEGRA-7も物理的なカードはなくなってロードするという形になっていますが、似たようなシステムになっています。

 

厳密にはJV-2080のカードはSR-JVシリーズで上位互換とも言うべきXV-5080やFantom-Xで使えるのはSRXシリーズといって規格は違うのですが、ソフト音源が一般的になる以前の時代はこういったハード音源が主流でした。

 

今からDTMを始める方でこういったラック式のハード音源を購入なさる方はほとんどいないと思うのですが(買うならINTEGRA-7がお勧めです)、私は今でもJV-2080という化石のような音源を使っているのはソフト音源では代用出来ない音色が出せるからです。

 

本物と聞き間違えるようなリアルさや壮大なオーケストラ系の音色はソフト音源に敵うべくもありませんが、ゲームやアニメに合うような丸みのある、レトロな、可愛い、優しい音色はソフト音源では代用出来ないため、未だに使い続けています。

 

 

ひょっとしたら、型番になどで多少構造が違う?のかもしれませんが、交換するにはケース全体を外して、前から見て左側の真ん中のボードの上にある電池をまずは探します。

 

 

画像の「ここを棒で押す」と書いてある部分をドライバーなどで押し込まないと電池を外せないので、棒で押しつつ電池を持ち上げて交換します。

 

交換する電池はCR2032という100円ショップでも売っているでボタン電池です。

そんなに大変な作業ではないのでドライバー一本あれば10~20分で終わります。

 

JV-2080は同時発音数64とメーカー公式には書いてあるのですが、それは理論値であって、実際はトラックが増えてくると音がモタつきます。1chで1音ではなく、チャンネルとしては1つでも使用発音数は4つや5つの音色パッチもあるので、普通の単体トラックの音色だけでなく、ドラム&パーカッションもJV-2080でやろうと思うと1台で曲を完結させるにはちょっと厳しいです。

少しトラックの多い曲になれば2台以上ないとJV-2080のみで曲を作る野は難しくなります。

加えてたまに挙動がおかしいときもあったりしますが、代替の効かないキャラクターなので、私としてはソフト音源を補助に使いつつ、まだまだ活躍してもらっています。

 

JV-2080はリリースが1996年なので、(今は2017年なので)21年前の音源ということになりますが、まだまだ私は現役で使っていますし、ほかにも使っていらっしゃる方はいるかもしれません。

 

現役の高校生や大学生くらいの世代の方には「こんな古いの使ってるのか」と言われてしまいそうですが、JVシリーズや後続機種であるXVシリーズはソフト音源が発達する以前はずっと業界標準だったと思いますし、それらの統合インテグラされたINTEGRA-7は今でも普通に人気があって売れていたりします。

 

もし今後買うなら、INTEGRA-7をお勧めしますが、XV-5080やINTEGRA-7は比較的現代的に仕上がっていて、JV-2080のような優しい、可愛い、丸みのある音色があまり出なかったりしますので当然中古しかありませんが、ゲームやアニメ系のBGMを作りたい方は選択肢の一つとしてお勧めだったりします。

 

特にお勧めなのがエキスパンションカードに入っている音色で、今では往年の名器と呼ばれたシンセをサンプリングしたソフト音源は珍しくないですが、エキスパンションカード(Vintage Synth)に入っているProphet-5、Jupiter-8、GR-300、System 700、ARP 2600、SH-101、MOOG、TB-303、、etc…などのシンセは良い意味でヴィンテージになっていてかなり気に入っています。

 

Prophet-5

 

ARP2600

 

Jupiter-8

 

GR-300

 

TB-303

 

D-50

 

SH-101

 

UVI社はこういったヴィンテージ音源のサンプリングにかなり力を入れていますし、今はモジュラータイプのソフトシンセも良いものがたくさんリリースされるようになりました。

 

例えば最近の新しいのであれば上の画像の最後にあるRolandのSH-101をエミュレートしたLuSH-101というソフトシンセがD-16から出ています。

 

D16 LuSH-101

こちらは実機よりパワーアップしていて、ソフトシンセなので付加機能なども付いていますが、サンプルタイプでは飽き足らずシンセは自分で音作りをしてこそ!という方にとっても楽しめるモジュラータイプのソフトシンセはほかにもたくさん存在し、OmnisphereなどにもオシレーターにARPやMOOGの音があったりしますので、実機と同じ(似た)GUIであってもなくても、往年のアナログサウンドを自分のパソコンで気軽に楽しめる時代になりました。

 

私はこういったソフトシンセのすべてを持っているわけではありませんし、ハードシンセも1つしか持っていませんが、こういった往年の名器をサンプリングした音源や構造を模したモジュラーラタイプのシンセも素晴らしいものの、JV-2080のプリアンプげ原因なのか、それとも制作時の録音機器が原因なのか、JV-2080には独特の味があり純粋な音色としてはやはり個人的にはJV-2080が好きだったりします。

 

但し、これは作る音楽の種類と趣味嗜好や好みが多分にあって、曲調によってはソフトシンセの方が良い場合もありますし、ケースバイケースなので一概には言えませんが、特に有利だと思うのはヴィンテージだとかアナログサウンドだとか言うなら、JV-2080のような古い音源は(好みの問題があるものの)PCM音源としてそのまま良い意味でヴィンテージな音がするので、そういった傾向の音を求めるならかなり良い音源であると思います。

 

時代は完全にソフト音源であり、今後もハード音源は減っていく一方であると思いますが、INTEGRA-7にはないJV-2080のサウンドをサンプリングしたソフト音源をRolandに作って欲しかったりします。というかINTEGRA-7もソフト音源にしてほしいくらいです。(なぜRolandはしなかったのか疑問です。その方が売れたと思うのですが…。)

 

ハード音源という方式が好きなわけではなく音色そのものに関心があるので、全く同じが音出るならソフトでもハードでもどちらでもOK、出来れば楽なソフト音源の方が良いという方が多いと思うのですが、JV-2080もソフト音源化はなさそうなので、今後も大事に使っていきたいと思っています。

 

コンプレッサーやイコライザーやマイクプリなどのハードウェアは音源同様プラグインがかなり強いものの、こういったアウトボードがレコーディングスタジオから消えるのは少なくともあと20年はなさそうですが、音源の方は今後ももっとソフトウェア化が進みそうで、20年後には一部の愛好家を除いて完全にソフトウェア化しているかもしれません。

 

ギターアンプもちょっと前まではDTMならともかく、ライブなどでは本物のアンプやエフェクターが必要でしたが、今はBIAS製品などでライブをやる方がいるくらいなので、要はアンプ内蔵のマルチエフェクターと同等のものがノートパソコン、あるいはスマホやタブレットがさらに高性能化し安定して動くなら、様々なものがソフトウェア化していきそうです。

 

キーボードも音源なしのMIDIキーボードだけで、タブレットにソフト音源を入れてライブするなら持ち運びも楽ですし、今後とももっと便利になっていきそうなので楽しみです。

 

最後までお読み頂き有り難う御座いました。

 



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最近よく聞くglueコンプ

最近コンプレッサーの情報を見ているとglueグルーという言葉をよく見かけます。文字通りglue=糊、接着剤という意味ですが、マスターバスやミックスバスで全体をまとめ上げる特性を形容して「glue」と呼んでいるようで、 glue効果を前面に押し出してAbleton LiveにはGlue Compressorという名前のコンプレッサーがありますし、CytomicにもThe Glueというコンプレッサーがあります。

 Ableton Live Glue Compressor

Cytomic The Glue

 

ほかにも広告でglue効果を謳っているコンプレッサーはいくつもあり、Native InstrumentのSOLID BUS COMPは「audio glue’ コンプレッション」を宣伝文句していますし、IK MultimediaのBus Compressorも「ミックスを糊のようにまとめてくれるバス・コンプ」と公式サイトに書いてあったりします。

純粋なコンプレッサーではなくEQやコンソールの歪みを加える複合機ですが、WAVESから最近出たCLA MixDownにもglueというパラメーターが付いています。

 

Native Instrument SOLID BUS COMP

 

IK Multimedia Bus Compressor

CLA MixDown

 

ほかにもプリセットで「Glue」という言葉をよく見かけるようになりました。

IK Multimedia Lurssen Mastering Consol

 

上の画像はIK MultimediaのLurssen Mastering Consoleのプリセットですが、EDMやClassical、Hard Rockなどのスタイルに「More Glue」や「Less Glue」と記載されていて、実際に聞いてもそのような効果があります。

デモ音源に関しては文字にリンクがありますので各サイトで聞いて頂くか、体験版を使ってみると効果を実感できますが、トータルミックスやドラムなどのミックスバスが文字通り「糊」のようにグニュっとまとまります。

効果を強めに行えばまとまりは強固なりますが、やり過ぎるとミックスがダンゴのようになってしまいますので、さじ加減を上手く調整しながら使います。

 

Glue効果を前面に押し出している AbletonのGlue CompressorやCytomicのThe Glue、あるいはWAVESのCLA MixDownは別としても、Native InstrumentのSOLID BUS COMPやIK MultimediaのBus Compressorは普通にSSLのバスコンプじゃないか、と思いますし、昔からこういった効果は求められてきたので別段新しい考えではありません。

おそらく多くの方がバスコンプに求めているものは「全体に上手くまとまりを出す効果」がポイントの一つだと思うのですが、こういった機能を私はどちらかというとハードウェアに求めてきました。

コンプレッサーに関しては現状どう考えてもソフトよりもハードの方が音が良いわけで、マスタリングで求められるような全体のまとまり感を出す効果に関しても、ソフトウェアプラグインよりも実機のコンプの方が優秀であるように思えます。

この「全体のまとまり感」という用語は昨今のプラグインで得られるglue効果よりももっと大きな枠で包括的に私は用いていますが、プラグインでもこういった効果が注目されてきたのは嬉しいことです。

 

ミックスをなさる方は誰でもバスコンプをどれにするかで迷うこともあると思うのですが、昨今はプラグインコンプの性能も高まって久しく、どれが良いのか求める音に合わせて使い分けている方も多いかと思います。

個人的にはUAD-2のSSLAPI2500NEVE33609が好きですが、Plugin AllianceのVertigo VSC-2Millennia TCL-2なども使います。

 

UAD-2 SSL Bus Compressor

UAD-2 API2500

UAD-2 33609

Vertigo VSC-2

Millennia TCL-2

強めにコンプレッションする場合やうっすらと掛けてまとまりを求める場合などケースバイケースで、当然コンプレッションの色合いも違いますので、求めている音に応じて使い分けています。

またやや乱暴ですが、「バスコンプを持っていないよ!」という方はステレオで最初から設計されているものは全部バスコンプとして使って良いのではと思っています。

SSL Bus Compressorはコンソールに埋め込まれている最初からステレオバス設計されたコンプレッサーなので針のメーターは1つしかありませんが、上のそれ以外のコンプレッサーはすべて針のメーターが2つあります。

 

上の画像のコンプにはすべて実機が存在しますが、最初からステレオで設計されているコンプレッサーはステレオリンク機能などを有していて、元々ミックスバスやマスタリングで使うことを想定しているものが多く、ステレオ想定で作られているなら(実機のモデリングでもそうでなくても)なんでも良いじゃないかと思ったりします。

大抵ステレオのコンプは商品名や広告に「BUS」という名称が入っていることが多いですが、DTMなら別に入っていなくても使っていいのではとも思いますし、「バスコンプ」などと聞いてしまうと「それ専用のものが必要なんじゃないか」と思うかもしれませんが、実際そういった専用機器はあるもののDTMなら別にトラッキングで使うモノラルコンプレッサーをバスで使っても別に良いような気もします。

 

UAD-2の1176

 

実機の1176

サウンドハウス UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / 1176LN

現実の世界にモノラルの1176を2つ用意してステレオバスコンプレッサーとして使う人がいるのかどうかはわかりませんが、実機で考えるとちょっとシュールな光景ではあります(いないと思いますが…)。

こういったモノラルコンプは最初からレコーディング時にトラッキングするものでバスコンプとは全く異なる用途を意図して開発されているわけですが、プラグインで使うなら実機がモノラルかステレオかは関係なくステレオで使えるわけですから、気に入ったものはどれを使っても構わないように思えます。

 

もちろん純粋なモノラルの動作とマルチモノ(モノラル2つ)では動作が異なるので、この辺りはプラグインが内部でどういった処理をしているのかによりますし、バスコンプと銘打っていてステレオリンク装置などが付いているものは左右のコンプレッション量を調整する機能が付いているのでやはりバスコンプと銘打っているもの方が安心感はあります。

 

API2500のステレオリンクのパラメーター

通常1176のようなモノラルトラッキングコンプレッサーにステレオリンクが付いているはずもありませんが(モノラル機種でもステレオリンク機能を備えている機種は最近ではあります。SSLのALPHA CHANNELなど)、そういった機種をプラグインでステレオで使う場合はバスコンプのステレオリンクを100%した場合と理論的に同じなのかどうかなど、この辺がよくわかりません。

 

ステレオリンク機能の調整はバスコンプ特有のものですが、すべてのバスコンプに付いているわけではなく、おそらく初期設定でステレオバスとして適切である数値にメーカー側で設定されているものの、ユーザーでは変更出来ないことの方が多く、もしバスコンプと銘打っているものを所有しているならそちらを使ったほうが賢いように思えます。

 

WAVES  CLA MixDownの「Glue」パラメーター

 

ひとつ気になるのが、この「Glue」という効果は物理的にどういう影響を与えて得られているのか?です。

既に述べたように強烈に掛けるとミックスはダンゴっぽくなってしまいますが、何をどうやってそういう状態を作り出しているのか?が気になるのですが、専門的なことはわからないものの、やっぱり特定の周波数に倍音を加えて歪みを得ているのではないか?と推測しています。

ある種のエフェクター効果と基本的には同じものであり、特に中低域に相当する部分に歪み成分を多めに付加することでいわゆる「Glue効果」を得ているように思えますが、実際のところは専門家ではないのでわかりません。そこまで単純な話ではないような気もしますし、ミックスバスに最適化されたもっと複雑なことをしているのだと思いますが、そのうちGlueという名称がもっと人口に膾炙するようになれば具体的な秘密も明らかになってくるのではないかと思います。

現在2017の7月ですが、そのうちUAD-2やPluguin AllianceやSlate DigitailなどからもGlue効果を謳ったコンプが出ないかなと期待しています。

 



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楽曲分析(アナリーゼ)の仕方 その②

前回の続きです。

まず楽譜に書いてある音からコードネームを取れることが最低限の条件です。後期ロマン派や近代フランスや国民楽派などの発展的な音楽は常にドミソ=Cのようにわかりやすい和音ばかりではなく、疑義が生じる場合も多々ありますが、この部分が最低限の土台です。

難しいケースがあるのはポピュラーのボーカル曲やBGMでも同じですが、この部分は特別なテクニックがあるわけではなく、その人の基礎能力・音楽への理解度の深さによって様々です。

 

ブルックナー 交響曲第8番 第3主題

上の画像はコードネームを付けたものですが、ご自身でおやりになったものと比べてどうでしょうか?

難しいとお感じになる方もいらっしゃるかもしれないので、上段の下声にはそのコードの第○音であるかを書き込んでいます(Rなら根音という意味)。

この楽譜に関しては調判定もディグリーも書いてあるのでこれが答えになりますが、KEY-E♭mで♭Ⅵ♭ⅥⅡm7-5と進んでいる部分は比較的簡単だと思います。(最初のC♭E♭mと取れないこともありません)

2声部に見えて実は1声部のような変則的な書法ですが、ブルックナーの興味深いテクニックの一つと言えます。上段は上声部はメロディー、下声部は基本アルペジオ(変則的ですが)なので、旋律と伴奏のようにも見えます。

難しいのはDM7C#の部分ですが、まずその後にA7Dmと完全にKEY-Dmに転調していますので、この部分は所属転換を行って全部まとめてKEY-Dmで解釈出来るようにしてみましょう。

画像にも書いてありますが、C#Gと裏コード関係にあります。和声学では本来裏も表もなく同一の和音ではありますが、今回はポピュラー理論で解釈していますので、裏コードという概念で説明しています。

C#Gと考えると、KEY-Dmの場合にGA7Dmという流れになります。なぜKEY-DmでGになるのか?というとこれは和声で言うところのドリアのⅣ(+Ⅳと表記)、ポピュラーで言うならメロディックマイナーのⅣです。

つまりⅤ7Ⅰmとなり、が裏コード化されているだけで実際はとても単純な進行になります。

次にC#の前のDM7ですが、これはC#に対するナポリの和音と考えることが出来ます。

古典時代においてはナポリの和音はナポリの6の名前の通り第1転回形で用いられ、次にⅤ7に進むのが常でしたが、後期ロマン派の時代まで進むとそういった古典的な束縛から離れてもっと自由な用法が散見されるようになります。

特にフォーレなどはかなり自由にナポリの和音を使っていますので参考になりますが、現代でもKEY-Cの時にD♭M7Cのような♭ⅡM7という進行があるように、ナポリの和音の後に必ずしもⅤ7に進むのではなく、そのままトニックに進むことが多々あります。

これはポピュラーの作曲を行う方にとって周知のことと思いますが、ブルックナーはメロマイのⅣ(ドリアのⅣ)の裏コードを仮の主和音と見立てて、DM7C#、つまり♭ⅡM7という進行を行っています。

私はこういった進行を私の作曲の本で副属7に擬えて、副ナポリ(私の造語)と呼んでいますが、要するにただの借用和音に過ぎません。この辺りは和声~理論と実習の青本に載っていますので、ご存じの方も多いと思いますが、KEY-C#の♭ⅡM7となっているわけです。

このKEY-C#のは、実はKEY-Dmのの裏コードなわけですが、いちいちKEY-C#→KEY-Dmと転調と取らずにわかりやすく所属転換して、KEY-Dmだけで解釈できるようにして表記してあります。

これも和声~理論と実習に載っていますが、わずか1つ、2つの和音なら転調と解釈するより、所属転換した方がどう考えてもわかりやすいですし、表記も整理してみることが出来ますので、なるべくアナリーゼでは所属転換して書く方法がお薦めです。

 

KEY-Dmの場合にC#Gの裏)→A7Dmの後は、分散和音や音階下行をしつつ、ロマン派を象徴する3度転調をして曲は続いていきます。

ブルックナーの交響曲第8番は、というよりブルックナー全体に、もっと言うなら後期ロマン派の多くの作曲家に愛用された3度転調ですが、これはまた別問題になりますので、また機会があれば述べてみたいと思います。

このように和声の構造を把握出来れば、真似するのも容易いはずです。

ハーモニーだけでなく、旋律が2度上行の反復進行になっている点や二声部に見せかけて実はユニゾンのような作られ方もポイントになります。

出来ればこちらでオーケストラスコアを確認して、どの楽器にどのパートが割り当てられているのかを見れば、それはそのままオーケストレーションの勉強にもなります。

 

やはり面白いのはドリアのⅣを裏コード化して、それにナポリを持って来ている点でしょうか。

ポピュラーのボーカル曲(特にアニソン)ではⅡm7に借用のナポリとして♭ⅢM7を持ってくることが多いですが、ドリアのⅣの裏コードに借用のナポリはかなり珍しいです。

このように極限まで広げられた借用和音の調域は、この後の時代がどうなるかを示唆しています。ワーグナーのトリスタン和声もそうですが、和声の半音階化や借用和音の調域拡大が限界まで進むと、ついに調性崩壊の時代に突入していきます。

つまりドビュッシーやシェーンベルクやスクリャービンなどの長調・短調に縛られない時代に入っていきます。ブラームスと同期のブルックナーのその少し前の時代の人間ですが、無調時代への萌芽を感じさせるような箇所は後期になるとたくさん見つけることが出来ます。

 

 

このように古典和声やポピュラーの見地から過去の大家の和声法を学べるわけですが、こういった勉強方法は学生さんにとてもお勧めなので、ハーモニーの勉強は教科書や和声課題集をやっただけで満足せずに、実際の作品の和声に触れてみて欲しく思います。

ハーモニーを主体に記事を書いていますが、それだけに留まらず、大切なのは楽譜から何を何処まで読み取れるか?です。自分ではよくわからなかったら、自分よりも楽譜が読める人に一体どういう風に見えているのか?を聞いてみるのも参考になるはずです。

今回はブルックナーでしたが、ほかの作曲家でもやることは同じです。もっと言うならジャズやロックやフュージョンやボサノバなどほかのジャンルでもやることは同じなので、アナリーゼというか、ハーモニーの把握というか、もっと砕けた言い方をすると「その曲のハーモニーがどう作られているのかが把握」出来ると勉強も作曲も捗るはずです。

もちろん音楽はハーモニーだけではなく、メロディーの美しさ、リズムの多彩さ、ボイシング、楽器や音色の選び方や作り方、編曲(アレンジ)、ミックス、マスタリングなど総合的なものですので、ハーモニーだけ切り取ってすべてを論じることは出来ませんが、ハーモニーが音楽全体の中で占めている割合は決して小さくありません。

 

これくらい余裕という方から、難しいという方まで色々な方がいらっしゃると思いますが、こういったことは単に勉強・努力をしたかどうかだけの問題なので、頑張れば誰でも出来るようになると私は思っています。

レッスンの生徒さんも最初は全然出来なくても徐々に上達していきますし、私も学生時代は全然出来ませんでしたが、今はそれなりに出来るようになっています。

 

 

ブルックナーが出来たら、ポピュラーに属するジャンル、具体的にはポップス、ロック、ジャズ、フュージョン、ボサノバなどのコード進行でわからないことは皆無だと思いますが、前回の記事で最初に述べたようにアナリーゼでは特別なテクニックや方法が必要なわけではなく、純粋に基本的なことが理解出来ているか?が重要です。

 

ここで言う基本的なことをより明確に言うなら「書いてある音符からコードネームが取れる」ことと「副属7や裏コードやナポリなどの音楽理論を知っている」ことです。この2つが出来ていれば、調性の範疇で書かれている曲でわからないことはないはずです。クラシック楽曲の場合は和声学もある程度必要になりますが、このブログで書いているようにポピュラー理論で解釈することも可能です(古典やバロックはいわゆる「古典和声」で解釈した方が良いですが…)。

 

しかし実際には上手く出来ない方が多いのも現実であり、ポピュラーのボーカル曲やBGM、あるいはクラシックの楽曲をアナリーゼ使用とするときに「??」という方もたくさんいらっしゃいます。

これは色々な理由があると思いますが、多くは基本が出来ていないのに応用をやろうとするからであって、何よりも基礎をしっかり固めることが大切になります。もしアナリーゼが出来るようになりたい方で難しいなぁと感じる独学の学生さんがいらっしゃれば、その人の理解度によりますが、やはり基礎的なことが本当に自分は理解出来ているのか、実は理解があいまいなままではないか、と省みてみるのも大切でしょう。

勉強出来る学生のうちになるべく、基礎的なことをしっかりと身につけておいた方が有利なのは言うまでもありませんが、アナリーゼは特に難しいことではない割に、得られるものが大きいので色々な作曲家の和声法を普段から音楽を聴いたり、スコアを見たりして勉強し、引き出しを増やしておくと色々と有利です。

あくまで楽譜から読み取れる範囲という条件付きですが、色々な人の作曲のテクニック(和声や管弦楽法、コード進行やアレンジテクニック)を知っておくと自分が作曲する時に捗るはずです。

次回に続きます。

 



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Kindle本(ラヴェルの水の戯れ楽曲分析)を書いてみました。

ラヴェルの水の戯れを楽曲分析(アナリーゼ)した本のKindle販売が開始されました。

ご購入はこちらです。

 

Kindle版は初ですが、宜しくお願いします。Amazon専売となるため、DListe様でのPDF販売は中止しました。

パブリックドメインの水の戯れの楽譜すべてにコードネームとディグリーを付けて、ポピュラーの見地から水の戯れで使われているラヴェルの和声法について解説しています。

自分の作曲でのラヴェル和声の応用法やジャズでのアドリブでの活用の仕方なども書いてありますので、作曲においてラヴェル和声に興味のある方や演奏家の方でも楽曲分析にご興味をお持ちの方にお勧めです。

 

こんな感じですべてにコードネームとディグリーを書き込んであります。こういったアナリーゼ本はかなり珍しいと思いますし、自分で作曲家へのヒントや主題についての考察などコード(和声)分析以外のアナリーゼも行われています。

 



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楽曲分析(アナリーゼ)の仕方 その①

以前書いた作曲の基礎技法の本のレビューに楽曲分析の仕方の本を出して欲しい云々~というレビューを頂きましたので、楽曲分析の仕方の本は出せませんが、私なりに楽曲分析の仕方について触れてみたいと思います。

楽曲分析の仕方に何か特別な方法があるというわけではなく、普通に進めていくだけなのですが、クラシックの作品やゲームやテレビドラマやポップスのヒットソングなどに関係なく、まずどんな作品でもコードネームが取れるか?が一番重要になります。

たくさんの生徒さんを見てきましたが、どのくらい現時点で理解力を持っているかは千差万別で、疑問に思うところや躓く部分も人それぞれなので、まずコードネームが上手く取れない、あるいは複数可能性がある場合はどちらで取ればいいのかわからないという場合はまずはそこから頑張る必要があります。

 

レッスンではゲームBGMやボーカル曲などなんでもやりますし、誰でも他人の曲を聞いたり、演奏したりして勉強するという事は普通のことだと思います。

そういった時に自分の作曲に生かせるように音楽の意味が分かるというのはかなり大事なことだったりしますので、アナリーゼにご興味がある方はぜひ今回練習をやってみてください。

 

今回はちょっと難しめな譜例でいきたいと思いますので、クラシックからブルックナーの交響曲曲8番第3主題を見てみましょう。

 

ポップスであれ、BGMであれ、あるいはクラシックの作品であれ、全部ドレミファソラシドで出来ていることには変わりなく、基本的にはコードネームが付き、同じようにアナリーゼしていくことが出来ます。

クラシックの作品を難なくアナリーゼできるレベルになっている方にとってはおそらくポピュラー音楽のボーカル曲を聞いてわからないことないのではないかと思いますし、簡単な内容を取り上げてもブログでやる意味がないと思いますので、難易度は比較的高めなものを選んでみました。

BGM系の音楽制作を行いたい方は特にそうですが、幅広いハーモニーの勉強という意味でクラシックの楽曲を学んでおくと様々なメリットがあります(色々なシーン・雰囲気のBGMを作るときに役立ちます。)。

 

ブルックナーの交響曲曲8番第3主題

本気でアナリーゼする能力を身に付けたい方は上の楽譜にまずコードネームをつけて、キーが何であるか考えてみましょう。

ポピュラーのボーカル曲に比べたらかなり難しいですが、 BGM楽曲やクラシックの作品ではそこまで難易度が高い楽曲ではありません。

あえて比較的難しい譜例を選んでいますが、わずか9小節しかありませんので、ぜひ取り組んでみてください。

続きは次回書かせて頂きます。

 



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ポピュラー理論を活用したラヴェルの水の戯れの楽曲分析(アナリーゼ)本です。

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ラヴェルの水の戯れの楽曲分析(アナリーゼ)本を書かせて頂きました。

ラヴェルの水の戯れの楽曲分析(アナリーゼ)本を書かせて頂きました。

このブログで行っているようにポピュラー理論を土台に楽譜にコードネームとディグリーを付けて一曲通してアナリーゼしています。
ポピュラーの知識でアナリーゼし、コードスケールなどを駆使して応用出来るように書かれていますので、ラヴェルの和声や作曲技法にご興味をお持ちの方や演奏家の方でラヴェルの水の戯れについて作曲的な視点から理解を持ちたい方へお勧めです。

 

また単なる楽曲分析分ではなく、作曲家に役に立つアドバイスなどがたくさん盛り込まれていますので、自分の作曲にラヴェル風の和声を取り入れてみたいという方にもお勧めです。そのやり方やアドリブ(即興演奏)への応用方法なども書かせて頂きました。

 

こちらから体験版をご覧頂けます。

大作曲家のアナリーゼ(1)~水の戯れ(ラヴェル) 

楽譜はIMSLP/Petrucci Music Libraryの著作権フリーの楽譜を利用しております。
(出版社情報 Paris: E. Demets, 1902年. Plate E. 12. D. )。
パブリックドメイン。

 

ブログで散発的に、断片的に書くよりもちゃんと1曲通して形に残した方が良いかもしれないというのと、レッスンでこういった大作曲家の作品を取り上げることも多いので、試しに書かせて頂いた次第です。、

 

こういった内容の本が社会に対して有益であるのか、ニーズがあるのかどうかわかりませんが、少なからずより深く勉強したいという方はいらっしゃると思いますので、また別の作曲家の別の作品を取り上げて書かせて頂こうかなと思っています。

 

ご興味がおありでしたら体験版をお読み頂ければ幸いです。

 



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作曲基礎理論の改訂を行いました。

作曲基礎理論の改訂をさせて頂きました。

いくつかの誤字脱字、画像のミスの修正と「Chapter 27 作曲理論に関する補遺」に「オスティナート」「エオリアの7」「反復進行」「偶成和音」が加えられています。

DLsite様などで登録ユーザーとしてご購入下さった方は再ダウンロードして頂けますが、ゲストユーザーなどで再ダウンロードが出来ない状態の方は書籍に最後にあるメールアドレスに「あとがき」の部分をコピー&ペーストして下さいましたら、個人的にWEB経由でお送り致します。

何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 



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今後の同人誌活動の予定(2017年)

少し前に音楽理論を勉強したい方のために作曲基礎理論という本を描かせて頂き、さらにアレンジを勉強したい方のために汎用アレンジという本を描かせて頂きましたが、これで当初書こうと思っていたものをなんとか書くことが出来ました(他にも簡単な初心者用の作曲本なども書かせて頂きました)。

 

この辺は教員時代の経験が生きてきているわけですが、作曲基礎理論と汎用アレンジだけでも思えば50万文字程度の本を2冊+楽譜の画像やそのMP3を作っているので実はかなり大変だったりします。

 

本を書くにはものすごく時間と労力が掛かるため、ここまで分厚い本はもう書かないかもしれませんが、今後はアナリーゼの本を少しずつ書いてみようかなと考えています。

 

レッスンでよく難しい楽曲のアナリーゼを頼まれることがあるのですが、何か難しい曲を1曲取り上げてこのブログでよく書いているようにポピュラー理論の観点からアナリーゼして本にまとめてみようかと思っています。

 

これはいつになるかわかりませんが、ラヴェルの「水の戯れ」が長過ぎず短過ぎず、また難易度もポピュラー理論をちゃんと理解しているかどうかの指標としても適切かと思いますので、ポピュラー理論を理解している方にとっては別段難しい曲ではありませんが、この曲にしてみようかなと思います。

 

 

クラシックの曲には長い曲も多いので、あまりにも長い曲はさすがに厳しいですが、組曲形式になっているものであれば人気曲を抜粋というのも面白いかもしれません。

 

音楽を作曲的な見地から理解する、というニーズが社会に対してのくらいあるのかわかりませんが、とりあえず完全にゼロということもないと思いますので、まずは1冊(たぶん来年か再来年くらいを目指して)書き始めています。

 

長期的なスパンでフォーレ、ブラームス、フランク、ドビュッシー、ベートーベン、モーツァルト、ヘンデル、バッハ等もやってみようかなとおぼろげながら考えています(予定は未定です)。

 

メシアン、バルトーク、ヒンデミットなどの現代音楽の作曲家も面白そうですが、これは著作権が切れていないため本用の楽譜を用意することが不可能なのでお預けではあるものの、よくよく考えれば作曲基礎理論で述べているような基礎的なことがわかっていれば、別に私が本を書かなくてもちゃんとバロック、古典、ロマン、近代フランスやシェーンベルクやメシアンやスクリャービン辺りまでなら、アナリーゼ出来るようになっているので、不要かも?と思えてきました。

 

そもそも社会に対して何か自分に出来ることをするというのが趣旨であり、作曲基礎理論を書いたのも、誰のどんな曲でも調性+αの範疇なら音楽を勉強する方が自分一人でアナリーゼ出来るようになるためという意味合いもあるため、もっと別のことが良いのかもしれません。

 

人生は有限ですし、全く不要ではないのかもしれませんが、ひょっとしたらもっと良い何かがあるのかもしれません。とりあえず「水の戯れ」ではないかもしれませんが、(出来れば2018年中に)一冊アナリーゼ本を書くというのが暫定の目標です。

 



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API3124+を修理に出そうか迷っています。

基本的に物持ちは良い方で使ってる音楽機材が壊れるということは今までほとんど経験がないのですが、それでも完全にゼロというわけには行かず、最近APIのプリアンプが不調になってきました。

 

最初に1chから音が鳴らなくなり、次に4chからも音が鳴らなくなって、今は2chと3chを使っています。マルチトラックレコーディングは自宅ではやらないので2chあればとりあえず十分なのですが、原因が何かわからないかと蓋を開けてみました。

 

明らかにコンデンサーなどの部品が焦げ付いているとか、液漏れして基板が汚れているとか、そういった分かりやすい原因がないかと中身を確認するものの、見た目は綺麗で外見からだけでは原因はわかりません。

オペアンプ(2520と書いてある黒い正方形の部品)など接触不良かと思って、付け直してみましたが、特に変化なしです。

 

 

ラックに入れて大事にしているし、強い衝撃を与えてからおかしくなったのではなく、ある日突然こうなったので、断線とかではなく何処かの部品の劣化であり、残っているチャンネルは正常に動くので電源回りの故障ではないのですが、とりあえず2ch残っていれば個人的に使う分には困っていないので修理に出そうかどうか迷っています。

気に入っているので手放すつもりはないのですが、実際に修理するかどうかは置いておいて修理して下さる業者さんを探さなければいけないので、今ネットで探している状態です。

 

API3124+はヴィンテージではなく現行で新品で購入出来るものですが、古い機材は(新しい機材であっても)どうしても多少のメンテナンスや故障の問題が付きまといます。

その点ソフトウェアのプラグインであればプラグイン自体が故障することはないですし、当然メンテナンスもないので楽ではあるのですが、レコーディングスタジオや自宅での作業環境でアウトボードの優位性が消えるのはまだまだ先のようです。

 

例えば1176一つ取っても、個人の好みがあると思いますが、私にとってはどう考えてもアウトボードのほうが音が良いと感じるわけで、なかなかソフト上で100%完全再現は難しいのかもしれません。

 

細かい精密な動作が出来るという点においてプラグインの方が有利な面もたくさんあり、それぞれ両方の良い所を都合良く使って行けば良いのですが、最近であればapolloのUnison機能のようにプラグインでも、オーディオIFの入力インピーダンスを可変するような新しい試みもあり、時代とともにどんどん良くなっていくのではないかと思っています。

現に10年前、20年前と比べれば飛躍的な進歩を遂げているわけで、今後も技術者さんたちに期待しています。

 

 

 

 

 



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